シティボーイは帰ってくる

かつてナウでヤングなピーポーだった者たちへ

サンルーフの話

冬を感じますね(寒いので)。3ROOFです。




さて、ここで原点に戻り、サンルーフの話をします。

なぜ僕はサンルーフを好きになったのか、実際よくわかりません。




昔、免許取り立てのフレッシュシティボーイだった僕は車のことは何にもわからず、軽と普通車の区別もついていませんでした。

親に言われてMTにしたはいいものの、じぇんじぇん楽しくなく教習そのものが嫌になりながら半年かけて免許を取得しました。

電車が子どもの頃から好きじゃなく、車社会の地域で生まれたこともあって電車よりはマシか…とじいちゃんのMRワゴンを強奪し、わがもの顔で乗り回していました。




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※興味なかったのでMRワゴンの写真が1枚もありませんでした




そんな時、学生時代からの友人がガラスルーフ付きのラクティスに乗っていました。




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残念ながらガラスルーフの写真はありませんが、ルーフ全てがガラスで天気の良い日にシェードを開けるとおぉ〜となっていました。

この段階ではサンルーフに興味はなく、むしろ夏場これ地獄だなと乗ってもシェードを開くことは少なかったように思います。

じゃあどの辺から興味持ったのかな〜と探りましたが全然わかりません。謎です。気づいたらいいなと思っていました。




そして時は流れ、サンルーフ付きの車が手に入るチャンスが来ました。

実家の車を買い替えるということで、僕が普段使っていいことを条件に僕が頭金を出してスパッと新車を買うことにしたのです。

父親が当時新車の30ヴェルファイアがいいとのことだったので早速ずっとお世話になっているネッツトヨタに行き、試乗をしました。




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サンルーフだ!!!!!!




試乗車は3.5L Z”Aエディション”ゴールデンアイズ、特別仕様車でした。

豪華装備モリモリで排気量がデカいだけあり、踏んだら踏んだ分だけ加速するオラついたミニバンです。こわ

なによりサンルーフがある!!!車に乗り込んだ瞬間シェードを開けニコォ…^^と笑顔、そしていざ走り出した瞬間、ついてきて助手席に乗っていた母は無情にも暑いといってシェードを閉めました。人生でその時だけです、母に手を上げそうになったのは。

僕は母を2度見して何食わぬ顔でシェードを再度開きました。その時の母の僕を見る目は我が子を見る目ではありませんでした。

恨みがましい母の視線をアウトオブ眼中し、僕は初ともいえるサンルーフ付きの車を運転しました。




たのしい!!!!!




そして店に戻り商談をし、オプションを決める時に僕は元気よくサンルーフ付けよう!!!と言いました。すると



営業の人、父、母「「「いらない」」」



サンルーフ は めのまえ が まっくらになった!

これでこの話はおしまいです。僕はルーザーになりました。





そしてまた時は流れ、このブログの2つ目の記事くらいに繋がります。

未だ僕はサンルーフになれていません。ツイッターのフォロワーは僕のことをサンルーフついてないことをアイデンティティにしていじられることに味を占めてそうとか心ないことを言います。

ちゃうねん、たまたま欲しいと思った車にサンルーフ付いてなかっただけやねん。




こんな感じですね。いつかはサンルーフ付きの車に乗れるといいな。